概要
Leica Fusion Optics アポクロマート実体顕微鏡
特長
作動距離122mm
・広い作動距離があるから試料に触れやすく作業が容易
・高い開口数でありながら、作業スペースが広く、観察を行いながらの複雑な作業もスムーズ
・補助対物レンズ(オプション)を取り付けて、最大200㎜まで拡張することも可能
焦点深度12mm
・深い焦点深度で、一目であるがままの姿をキャッチ
・ライカ独自技術Fusion Optics光学系で高解像度と焦点深度の両立を実現(当社比:3倍)
・倍率を上げたときも、自然でキレのある立体感で、前景も後景も多くの情報を提供
・ピント合わせは最小限、目でピントを合わせようとする眼精疲労が軽減され、作業効率もアップ
9倍ズーム
・最高峰アポクロマートレンズ搭載で9倍ズームを実現
・最高レベルのアポクロマート補正レンズ※光学系をグリノータイプ※で実現
・9倍ズームで倍率は6.1倍~55倍まで観察可能
・全体像の把握から適度な拡大まで、コントラストの乏しい試料でもより細密な分解能が得られ、高いコントラストで観察が可能
※アポクロマート補正レンズ
レンズのグレードを示す世界共通で使われる光学用語
・色再現性がよく、対象物のリアルな質感、描写を可能
・ライカが世界で初めてアポクロマートレンズをグリノータイプ実体顕微鏡で実現し製品化
※グリノータイプの実体顕微鏡
グリノ構造は2本の対物レンズを密者させられるため、実体顕微競の下部が細くまとまる
・省スペースで試料の周囲を見渡しやすい構造で、作業しながら 観察に活躍
・グリノータイプは色収差・像面湾曲・歪曲収差なども容易に補正できるメリットがあり、その性能に比較してリーズナブルなシステム
仕様
Ivesta3 Fusion Optics アポクロマート実体顕微鏡
| Ivesta3 E | Ivesta3 D(Cマウント) | Ivesta3 i (カメラ内蔵) | ||
| ズームレンズ | 9:1 アポクロマート補正 | |||
| 倍率範囲(標準) | 6.1x~5.5x | |||
| クリックストップ位置 | 10x,20x,30x,40x,50x | |||
| 観察角度 | 35° | |||
| 静電防止 | あり | |||
| 作動距離(mm)(標準) | 122mm | |||
| カメラポート | なし | あり 50%カメラ,50%目視 | なし | |
| デジタルカメラ | なし | 内蔵 4K&1,200万画素 1/2.3インチCMOSセンサー ライブ最大速度 60fps | ||
| 接続モード | HDMI,USB,イーサネット | |||
Ivesta3用 補助レンズ(アポクロマート、オプション)
| 倍率 | 作動距離(mm) |
| 0.5x | 200 |
| 0.63x | 150 |
| 0.75x | 130 |
| 1.6x | 50 |
| 2.0x | 35 |
Enersightプラットフォーム機能
| Enersight OSD : On Screen Display(PCレス) | Enersight Desktop Windows用ソフトウェア | |
| 静止画取得 | ○ | ○ |
| 動画記録 | ○ | ○ |
| カメラ制御 | ○ | ○ |
| オーバーレイ | ○ | ○ |
| 比較機能 | ○ | ○ |
| 2D測定・注釈 | ○ | ○ |
| 画像ギャラリー | ○ | 保存先フォルダ変更 |
| エッジ検出 | ○ | ○ |
| キャリブレーション取得 | ○ | ○ |
| フォーカスインディケーター | ○ | ○ |
| ユーザーインターフェースカスタマイズ | ○ | ○ |
| ユーザー管理 | ○ | ○ |
| HDR(ハイダイナミックレンジ) | ○ | ○ |
| ヒストグラム | ○ | ○ |
| ROI ホワイトバランス/自動露光 | ○ | ○ |