概要
・サステナブル素材の採用
製品構成部品にケミカルリサイクル樹脂を採用し、石油使用量や二酸化炭素排出量の削減に貢献しています。
・梱包材の最適化
梱包箱の容積・重量・構造の最適化により、運送にかかるコストおよび環境負荷の低減を実現しました。
・ランニングコストの低減
部品の耐久性を高め、交換頻度の低減を実現しました。備品交換に伴う分析の中断時間を低減し、装置稼働率や業務効率を向上させます。
・消費電力の削減
分析終了後、待機状態で消費する電力を最小限に留めるオートシャットダウン機能により、通常の待機状態と比較して95%以上の消費電力削減が可能です。
特長
intelligent
新しいi-Seriesでは、診断・予防・復旧の3機能が分析の堅牢性の維持をサポートします。

ポンプとオートサンプラーの状態を診断
ポンプチェックモードでは、チェックバルブの動作不良の診断が可能です。また、オートサンプラーチェックモードでは、注入系の汚れや詰まりを診断します。

カラムを保護しながら平衡化を自動実行
カラムオーブン温度と連携した移動相流量制御機能Flow Pilotは、急激な圧力上昇からカラムを保護しながら、カラム平衡を自動実行します。


オーブン温度に応じてポンプが流量を制御します。オーブン温度が設定値に達する前は、流量を徐々に上昇させ(図中①)、メソッド設定値の半分の流量を維持します(②)。その後、オーブン温度が設定値に達すると、流量をメソッド設定値まで徐々に上昇させます(③)。

ポンプ内の気泡を検知してシステムを自己復帰
移動相中の溶存空気がポンプに引き込まれ、送液不良を起こすことが稀にあります。この現象を検知し、オートパージによって気泡を排除し、システムを正常に復旧させます。



分析に使用するカラムの使用履歴の記録は、データ信頼性を高めるうえで欠かせません。iCMP(intelligent Column Management Platform )*1,*2は、ユーザーにカラム管理プラットフォームを提供し、ユーザビリティとデータ信頼性の向上をサポートします。
*1 オプション
*2 LabSolutions CS のみ対応

innovative

FlowPilot(移動相流量制御機能)などのAnalytical Intelligence機能やLabSolutions Directにより、装置起動から分析終了までの自動フローと遠隔操作・モニタリングを実現します。
自動フローに熟練者の操作ノウハウを取り込み、長期に渡って安定したデータ採取が行えるとともに、ラボでの必要な作業量を減少させ、業務の生産性を向上させます。
intuitive
直感的な操作性を実現し、教育に時間を要さず、初めてLCに触れるユーザーにもお使いいただけます。
流路を模したユーザーインターフェースにより、視覚的にシステムの稼働状況が確認できます。また、同一の画面からメソッド編集も行うことができます。直感的な操作性を実現し、教育に時間を要さず、初めてLCに触れるユーザーにもお使いいただけます。


オートバリデーション機能により、誰もが一定の手順で装置のコンディションを簡単に確認できます。また、装置の運転前の日常点検を自動的に実施できるシステムチェックは、自己診断結果や消耗品の使用頻度をレポートに記録でき、オートバリデーション結果とともに管理することで装置の起動状況を的確に判断できます。
用途例
一体型HPLCシステムとC30カラムを用いたカロテノイド類の一斉分析
・C18カラムと比較して構造認識能が高いShim-pack SR-C30を用いることで、カロテノイド類8成分の一斉分析が可能です。
・一体型HPLCシステム i-Series LC-2070C 3Dの内蔵PDA検出器を用いて、UVスペクトル情報による信頼性の高い定性が可能です。
・4液の低圧グラジエントを利用することで、移動相を手動で調製することなく分析できます。
一体型HPLCシステムとC30カラムを用いたDNPH誘導体化アルデヒド類の一斉分析
・一体型HPLCシステム i-Series LC-2070Cを用いて、DNPH誘導体化-HPLC法によるアルデヒド類の分析が可能です。
・悪臭防止法指定の6成分、EPA指定の15成分を、一斉分析できます。
・カラムとしてShim-pack SR-C30を用いることで、DNPH誘導体化アルデヒドの複数の異性体を分離可能です。
仕様
| 型式 | LC-2070 | LC-2070C | LC-2070C 3D | LC-2080C | LC-2080C 3D | |
| 寸法 | W410×H605×D500 mm(リザーバートレイの高さは含まない) | |||||
| 質量 | 58g | 63g | 63g | |||
| 使用可能pH範囲 | pH1~13 | |||||
| ポンプ | 脱気ユニット | 5ライン(移動相 4 ポート+洗浄液 1 ポート)(容量 400 µL) | ||||
| 流量設定範囲 | 0.0001 ~ 10 mL/min | |||||
| グラジエント方式 | 4 液低圧 GE | |||||
| グラジエント設定混合比の範囲 | 0~100 %(0.1 %ステップ) | |||||
| 最大耐圧 | 50MPa(0.0001~3mL/min) 44MPa(3.0001~5mL/min) 22MPa(5.0001~10mL/min) | 70MPa(0.0001~3 mL/min) 44MPa(3.0001~5 mL/min) 22MPa(5.0001~10 mL/min) | ||||
| システムディレイボリューム | 650µL (オプション:460µL、1100µL) | 460µL (オプション:650µL、1100µL) | ||||
| オートサンプラー | 注入方式 | 全量注入方式 | ||||
| 注入量正確さ | ±1%(50µL、N=10) | |||||
| 注入量設定範囲 | 0.1~100µL (オプション:0.1~50µL、1~500µL、1~2000µL) | 0.1~50µL (オプション:0.1~100µL、1~500µL、1~2000µL) | ||||
| 注入量再現性 | RSD<0.20%(5.0~2000µL) RSD<0.25%(2.0~4.9µL) RSD<0.5%(1.0~1.9µL) RSD<1.0%(0.5~0.9µL) | |||||
| サンプルクーラー | 非搭載 | 4~45℃ | ||||
| カラムオープン | 収納カラムサイズ | カラム長さ100mm6本 カラム長さ300mm3本 | ||||
| 設定可能温度範囲 | 室温-12~90℃、設定範囲4~90℃ | |||||
| 温度制御精度 | ±0.1℃ | |||||
| 温度正確さ | ±0.8℃(指定条件)、±0.1℃(センサ温度、40℃設定時) | |||||
| 流路切り替えバルブ | 最大1個 | |||||
| 検出器 | UV | UV | PDA | UV | PDA | |
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