概要
「どこでも、すぐに、簡単に」をコンセプトに使いやすさを追求
特長
ソフトウェア O-Solution
・基本機能(OS-5100) プラットフォームをベースに、用途に合わせてオプション機能を追加可能
・1 クリックで「計測モード」と「解析モード」の切り替えが可能
計測モード
・DS-5000と接続し、振動や騒音の時系列データの収録、周波数解析やトラッキング解析をリアルタイムに行う
・加振器やインパルスハンマを用いた固有振動数の測定や回転機器の計測に最適
解析モード
・大容量の時系列データや異なるフォーマットのデータを同時表紙したり、重ねたりなど自由自在に操作可能
・リアルタイム計測の後で詳細な解析を行いたい時や、過渡現象の解析に最適
ハードウェア DS-5000
・用途や目的に応じた計測システムを構成する、ユニット型の計測システム
・PCレスで高精度な単独収録機能を搭載、車載計測、PCを持ち込めない現場、現場計測できる時間が限られている現場などに最適
・1筐体で最大48ch、最大5台の筐体を接続可能(最大240ch)
・全ch アイソレーション(絶縁)を採用
用途例
・バッテリ駆動でどこでも計測可能 6 chの入力ユニットで約4時間の計測が可能※バッテリユニットはオプションです。
・モータ、家電、OA機器の機械騒音・振動解析
・車室内の騒音測定
・回転機器のトラッキング解析計測
仕様
ソフトウェア O-Solution 基本性能 (OS-5100)
| 対応データ | サンプリング周波数 | 計測モード | DS-5000シリーズ データステーションで取得できる時系列データになります。 ・40kHz 入力ユニット(DS-0523/DS-0526):2. 56 Hz~102.4 kHz(周波数レンジ:1 Hz~ 40 kHz) ・100kHz 入力ユニット(DS-0532/DS-0534):2. 56 Hz~ 256 kHz(周波数レンジ:1 Hz~100 kHz) |
| 解析モード | 10 μHz ~100 GHz(周波数レンジ:3.9 μHz ~ 39 GHz) | ||
| 時系列データインポート | ファイル数 | 最大 1000 ファイル | |
| チャンネル数 | 最大 65536 チャンネル | ||
| データ点数 | 最大 1TB | ||
| トリガー | ソース | 計測モード | 内部、外部、レベル |
| 解析モード | Item | ||
| モード | Repeat、OneShot | ||
| 動作 | スタート、ストップ、スタート&ストップ | ||
| その他 | ダブルハンマーキャンセルを搭載、平均Undoを搭載、プレレコーディング機能を搭載(トリガーを検出する数秒前よりレコーディングが可能)、 収録中にトリガー機能を用いてデータの取得が可能、表示機能(タイムモニターおよび時間波形) | ||
| 時間軸前処理 ※FFT解析の実行前に取得した 時間波形に演算処理する機能 | デジタルフィルター | ・LPF、HPF、BPFは全て6次のバターワースフィルター BPFも6次のフィルター係数のため、傾斜は-36 dB/octではなく、-18 dB/oct なります。 | |
| 絶対値 | 〇 | ||
| 時間軸微積分 | 1階微分、2階微分、1重積分、2重積分 | ||
| 積分前DC除去機能 | 〇 | ||
| 収録(計測モードのみ) | 解析同時レコーディング | 収録しながら解析する機能 | |
| ※解析を実行するにはオプション機能が必要 | |||
| プレレコーディング機能 | トリガーがかかる数秒前から収録を開始できる機能 | ||
| トリガー停止機能 | トリガー機能を用いて収録を停止する | ||
| 統計処理ウィンドウ | 統計値 | 差分値/合計値/平均値/中央値/最大値 – 最小値/最大値/最小値/標準偏差/実効値/極大値 – 極小値/極大値/極小値/歪度/尖度/波形率/波高率/絶対値平均値/面積/面積+/面積-/左端値/右端値 | |
| ファイル出力 | CSV出力 | ||
| その他 | スコープウィンドウの選択範囲と連動 | ||
| 動作環境 ※チャンネル数により、 推奨スペックに変動がございます。 詳細は別途お問合せください。 | 必須インタフェース | LAN端子 1000base-T、TCP/IPv6 | |
| OS | Microsoft® Windows® 10 Pro バージョン 22H2 (64 bit版) Microsoft® Windows® 11 Pro バージョン 22H2 (64 bit版) その他Editionは個別にご相談が必要 バージョンの詳細については ソフトウェア環境【Windows】を参照ください。 * 互換モードやMirosoft® Virtual PC等を利用して対応OSを起動した場合、ソフトウェアの動作は保証できません。 * お客様の環境や周辺機器等の影響でOS環境に対応した場合でも、当社ソフトウェア製品が正常に動作しない場合があります。 | ||
| 必須ソフトウェア | .NET Core 6.0 Desktop Runtime O-Solutionのインストーラに含まれています | ||
| 光学ドライブ | DVD-R DVDを用いたインストールおよびアップデート時 | ||
ハードウェア DS-5000
| 最大計測 ch数 | 240 ch | |
| 1筐体最大 ch数 | 48 ch | |
| 最大回転パルスの入力ch数 | 4 ch(10 ch:筐体間接続時) | |
| 最大ハード連結数 | 40 kHzシステム:5筐体 100 kHzシステム:なし | |
| 筐体接続方式 | デイジーチェーン ケーブルのみで筐体間接続が可能 | |
| レコーディング性能 | 240 ch-10 kHz | |
| リアルタイムレート性能 | 96 ch以上 -20 kHz | |
| ダイナミックレンジ | 130 dB | |
| チャンネル間位相確度 | ±0.1° @~20kHz | |
| DC電源供給 | 10~24 V | |
| ファン | 搭載(静音) | |
| 外形寸法 | 130~450 mm(W)× 160 mm(H)× 220 mm(D)突起部含まず | |
| 消費電力 | 67 W以下 | |
| 使用温度範囲 | -10 °C~50 °C (湿度 20~80 %RH、結露なきこと) | |
| 保存温度範囲 | -20 °C~60 °C (湿度 20~80 %RH、結露なきこと) | |
| 質量 | 最小構成 2,800 g (DS-5100&DS-0526) | |
| 最大構成 8,900 g (DS-5100&DS-0501&DS-0526 × 8) | ||