新製品情報New product

グリノー実体顕微鏡 Ivesta3

2023年7月31日 6:28 PM  カテゴリー: 新製品情報, 表面観察

 
Ivesta3

Leica Fusion Optics アポクロマート実体顕微鏡

 

作動距離122mm
広い作動距離があるから試料に触れやすく作業しやすい。

高い開口数でありながら、作業スペースが広く、観察を行いながらの複雑な作業もスムーズに行えます。補助対物レンズ(オプション)を取り付けて、最大200㎜まで拡張することも可能です。

焦点深度12mm
深い焦点深度で、一目であるがままの姿をとらえる。

ライカ独自技術Fusion Optics光学系で高解像度と焦点深度の両立を実現(当社比:3倍)。
倍率を上げたときも、自然でキレのある立体感で、前景も後景も多くの情報を提供。
ピント合わせは最小限、目でピントを合わせようとする眼精疲労が軽減され、作業効率もアップします。

9倍ズーム
最高峰アポクロマートレンズ搭載で9倍ズームを実現
最高レベルのアポクロマート補正レンズ光学系をグリノータイプで実現。
9倍ズームで倍率は6.1倍~55倍まで観察可能です。
全体像の把握から適度な拡大まで、コントラストの乏しい試料でもより細密な分解能が得られ、高いコントラストで観察ができます。

※アポクロマート補正レンズ
レンズのグレードを示す世界共通で使われる光学用語です。
色再現性がよく、対象物のリアルな質感、描写を可能にします。
ライカが世界で初めてアポクロマートレンズをグリノータイプ実体顕微鏡で実現し製品化しました。

※グリノータイプの実体顕微鏡
グリノ構造は2本の対物レンズを密者させられるため、実体顕微競の下部が細くまとまります。
省スペースで試料の周囲を見渡しやすい構造で、作業しながら 観察に適しています。
グリノータイプは色収差・像面湾曲・歪曲収差なども容易に補正できるメリットがあり、その性能に比較してリーズナブルなシステムです。

 

仕様

  Ivesta3 E Ivesta3 D
(Cマウント)
 
Ivesta3 i
(カメラ内蔵) 
ズームレンズ    9:1 アポクロマート補正   
倍率範囲(標準)    6.1x~5.5x   
クリックストップ位置    10x,20x,30x,40x,50x   
観察角度    35°   
静電防止    あり   
作動距離(標準)    122mm   
カメラポート  なし  あり
50%カメラ,50%目視 
なし 
デジタルカメラ  なし  なし  内蔵
4K&1,200万画素
1/2.3インチCMOSセンサー
ライブ最大速度 60fps 
接続モード  なし  なし  HDMI,USB,イーサネット