取扱製品Product

表面観察

光学顕微鏡

拡大して観察したい試料を対物レンズで拡大し、更に接眼レンズを用いて観察を行う装置。一般的に顕微鏡と言われるものは主にこれが該当します、観たい試料に対し、上からや下側、様々な光の当て方をする事によって、見える像が異なります。ビデオマイクロスコープが全盛の中、肉眼で試料を確認出来る事から、根強い人気があります。

電子顕微鏡

試料に電子線を充て透過観察する装置を透過電子顕微鏡(TEM)、反射観察を走査電子顕微鏡(SEM)といいます。電子銃にはタングステンや六ほう化ランタンまたは電界放射型の装置があり、一般的にこの順でより高分解能な画像を得ることができます。その際試料から発せられるⅩ線のエネルギー値や波長から、表面の元素分析が可能であるため表面の元素分析装置としての使用される場合もあります。

ビデオマイクロスコープ

光学顕微鏡は対物レンズから得た情報を接眼レンズに送りますが、デジタルマイクロスコープは対物レンズから得た情報をCCDカメラを通じて、ディスプレイなどに映します。覗き込む必要がないので、作業効率が上がり、簡易的な観察や検査に向いており、開発や製造現場問わず普及しております。
計測ソフトも充実しており、指定した距離や面積測定は勿論、試料を立体的に撮影する3D合成も行えます。

 

取扱メーカー

ライカマイクロシステムズ㈱

㈱ハイロックスジャパン
 ・HRX-01

レーザー顕微鏡

レーザー光を試料の特定の箇所に当て、像を検出する装置です。倍率分解能は光学顕微鏡よりも高く、電子顕微鏡に比べると劣りますが、試料が持つ色情報は失わずに、観察する事が可能です。機種によっては表面粗さ測定が可能であり、観察するだけではなく、検査の用途としても今後期待されている装置です。

ハイスピードカメラ

高速現象を可視化する為のカメラ装置です。一般的にはスポーツ中継などで、スローモーションで撮影したものを見る際は、ハイスピードカメラで撮影しております。自動車の衝突試験時の瞬間や各種製品の落下試験や衝突試験時などの開発用途や、生産ラインの不具合時の原因解析など用途は多岐にわたります。